風プロダクション

-tour guide-

ツアー案内人・いやさか祥平

プロフィール

1978年 東京下町、墨田区に生まれる
1997年 麻布中、麻布高校卒業
2007年 京都大学文学部卒業
京都えびす屋清水店にて6年間人力車をひき、その間支店初の5ヶ月間売り上げトップを獲得
2010年 人力車で日本一周、2年半で7000キロを歩く
2012年 拠点を伊勢に神力車伊勢の風を立ち上げる。人力車にて伊勢案内をはじめる
2016年 奈良県桜井に拠点を移転
2018年 結婚し、家族で奈良県曾爾村に移住。
伊勢神宮と三輪神社の案内を行いながら全国の神社仏閣案内をする。

- STORY -

いやさか祥平

初めまして。
山田祥平(やまだしょうへい)と申します。

僕は神棚もない家で育ち、神さまや神社も特に興味もなく、本当の自分とは何なのか?すら考えたこともありませんでした。しかし、なぜそんな僕が今や、”本当の自分を生きるを伝える神伝人”として活動するようになったのか?そこに至るまでの不器用ながらも歩いてきたこれまでの人生をお話させていだきます。

----卒業アルバムに映る自分を見つけられないほど暗かった学生時代。

麻布中高・京都大学という進学エリートに進むも、自分に自信がなくコンプレックスの塊のようなものでした。クラスメイトと必要以上に話すこともなく、生きる意味がわからない日々を過ごしていました。しかし大学で入った応援団で生まれてはじめて自分だけのために団長からのエールに自分の命がまるごと震え、熱を持ち、今まであるようでなかったようなはじめて動きだすような感覚を覚え、僕はぼくを、受け入れました。

----人生を変えた人力車との出会い、そして思わぬ別れ。

その頃から京都で人力車のアルバイトを始めました。そこで人に喜ばれる喜びを知り、生きていることが楽しくて氣がづくと充足感とともに、支店始まって以来の5ヶ月連続トップという営業成績までついてきたのです。そんなある日のこと、耳を疑うような知らせが届きます。友人が自らの命を断ったという知らせでした。僕はその突然の別れと向き合い、決意します。友人が身をもって教えてくれたこと。それは…“まずは僕自身が、本当の自分を生きるということ” 。

----日本一周で知った”神として生きる世界”。

自分らしく生きる姿を一人でも多くの人に見てもらい、自分らしく生きることの尊さを一人でも多くの人に伝えたいという思いで2年半、人力車とともに7000キロを歩き続けました。旅のなかで僕は数えきれないほどの全国の神社を巡ることになり、様々な人に助けられ、結果、伊勢を出て伊勢へ向かう日本一ぜいたくなお伊勢参りとなりました。結果、それが終わったとき、僕の魂をくもらせていたチリやホコリがクリアになって再び伊勢に戻ってきたときの伊勢の神様は、出発前とはまるで違った存在に思えたのです。“神とは、外側にあるものではなく、神に手を合わせる私たちの心の内側にある。その内なる神の存在に氣づくこと””大切なことはすべて、ここにある。新しいものを他所に求める必要はない。 日本にすでにあるにもかかわらず忘れ去られてしまっているものを思い出せばいい”これらを伝えることが自分の使命であると感じ、それ以来、2012年から伊勢の神宮などの伊勢志摩の聖地の案内や人力車案内を通し、人の本質が”神”であるということ、日本の素晴らしさを神社案内や神話を通してお伝えさせていただくようになりました。 。

----大和で知った”人として生きる世界”。

その後は2016年に桜井に拠点を移します。というのも、これまで伊勢では自分自身が神であることを伝えていましたが神を意識しすぎた僕は神さまになりすぎたのか(笑)地に足をつけて人として生きれなくなり、半強制的に伊勢を出ることに。はじめて桜井の大神神社に参拝した時、僕は大和の地に来た意味を知ります。“人として生きる”というメッセージをいただいたのです。神としてだけでは人はこの世を生きられない。神を伝えることは人の本質を伝えること、仏を伝えることは人としての在り方を伝えること。それ以降、神の世界だけでなく仏の世界、修験道も学ぶようになり、神仏どちらも大切だということもお伝えするようになり、伊勢という日本を代表する神々の聖地をご案内するお仕事をいただきながら、大和という日本の歴史の原点を中心に活動することで、神話と歴史の狭間を行き来し、『神話を生きる』という独自の世界観を確立してきました。

----”何もないのに、ある曽爾村”

そんななか、共に神話を紡ぐ現在のパートナーと出逢い、2018年には彼女と結婚し、子供も授かり、奈良県曽爾村に住むことになりました。曽爾村は信号ひとつない人口1500人の村で、あるのは美しい自然。日本一美しい村に登録されています。曽爾村は何もないのに、”ある”のです。そこに求め続けたものがありました。それは、この世で生きるという日々の豊かさでした。人の本質が神であることを教えてくれた伊勢と、この世で生きているのは神ではなく人であることを教えてくれた大和。双方での学びを生かし、曽爾では神としての御魂を持ちながら人としての命を生きるということ、日本古来の本当の豊かさとはなにか、をお伝えしています。

----”僕は、
あなたがあなたを生きるための
神伝人。
本当の自分を生きるあなたを
全力で応援します。”

ある時は人力車の車夫、またある時には神話の語りべ、神社の案内人、ラジオパーソナリティ、時にセラピストといういくつもの顔があるのは、一人ひとりが本当の自分を生きることに目覚めるため。僕は神職でも宗教家でもありません。あくまで僕自身がそのためのツールであり、それがあなたがあなたを生きるためのお役に立てことができるなら、これ以上ない喜びです。

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